毎日梅雨空が続く今日このごろ、皆様にはいかがお過ごしでしょうか。
やっと念願のホームページが完成しました。これからは、少しでもみなさんのお役に立つ情報を発信していければと思っております。
さて、中学・高校ともに「期末テスト期間」に突入しました。岡部中学が6/29~7/1でトップバッターです。
ところが、それよりも遥かに早い中学があったんです。それは、美里中3年の6/16と17日でした。すでに終了しています。
そして、一番遅いのが本庄第一高校の7/7~7/12です。
一番早い所と遅い所の差は約1ヶ月もあります。
ここから何がわかるかといいますと、各学校により試験範囲が全然違ってしまうということなんです。
さらに、中間テストと期末テストの間が短ければ、試験範囲は短くなりますし、長くなれば試験範囲も長くなります。
その期間が一番短かったのが、美里中3年生でした。5/23と24が中間テストだったので、約3週間後が期末テストになりました。
これでは範囲が短かすぎてしまいます。
短いと子どもたちは喜ぶのですが、実はちょっと怖いことでもあるんです。
範囲が短いと問題が細かく出題されたり、実力問題が入ってくることがあるんです。
だいたいの先生方は授業中に「ここ出るぞー」とか「ここはちゃんとやっとけよ」等と言ってくれるのです。
問題は、子どもたちがそれを聞いていなかったり、聞いていてもメモを取っていなかったりで、重大なヒントを得られていないことなんです。
私たち教える側は、ただ単に教科の内容を教えるだけではなく、子供を通じて学校の授業の情報を収集しているのです。
「学校の授業で何か先生が言っていたことはない?」このような問い掛けを授業中に何回もするのです。
そうすると、「そういえば~」と子どもたちが思い出してくれたりします。
実はこのような情報がテストの結果を左右しているのです。
ぜひご家庭でも、「学校で何かあった?」とか、「先生はテストのことを何か言ってなかった?」等と声がけをしてみてください。
もちろん、反抗期に差し掛かった子供は、「うすさい」とか「別にー」とか無言だったりと、親が期待した通りの反応じゃなくてもかまわないんです。
大切なのは、問いかけ続けることなんです。それは、「あなたに関心があるんだよ」ということなのですから。
ご家庭や、学校、そして塾で関わる全ての人が、その子の将来の夢や職業、成績や学習態度はもちろん、部活動から趣味に至るあらゆることに感心を持っているということを発信し続けることが、学習意欲の向上に繋がるものです。
何かあれば、なくてもかまいませんので、お気軽に声をお掛け下さい。