今日はセンター試験2日目です。今年も雪が薄っすらと積もって寒い一日になりました。
国語塾の生徒も、埼玉工業大学と埼玉大学に試験を受けに行っています。
試験もそうなのですが、無事に会場に着けたのか、体調は万全なのかが心配です。
この子達にとっては、ターニングポイントになったかもしれない一日です。

言葉は「言霊」を宿すと古来より言われ続けています。
温かい言葉をかけられれば心が喜びます。
厳しい言葉を投げらつけられれば心はしぼんでしまします。

温かい言葉や励ましの言葉、そして共感できる言葉などは、
わたしたちの人生に大きな力を与えてくれるのです。

さて、今日の言葉は、

人間は、負けたら終わりなのではない。
あきらめたら終わりなのだ。

リチャード・ニクソン
第37代アメリカ合衆国大統領に就任した。
外交ではベトナム戦争を終わらせ、冷戦時代にあってソビエト連邦とのデタント(緊張緩和)を実現し、世界があっと驚いた中華人民共和国の訪問など積極的なニクソン外交を展開した。しかし、大統領再選を目指した1972年にウォーターゲート事件を起こし、再選後の1974年に大統領辞任に追い込まれて任期中に辞職した唯一のアメリカ大統領となった。

 

「負ける」ことは毎日の生活の中にどれほど多いことでしょうか?
「もう一歩のところで限定10個のお菓子をゲットし損なった」とか、
「数学のテストで、ライバルのAに3点負けた」とかよくある話です。
わたしたちの長い人生は、勝った数よりも負けた数のほうが遥かに多いのではないでしょうか?

お隣の中国に韓信という武将がいました。
劉邦が漢帝国を築けたのは、この韓信が最後に参戦したからです。
最も戦いに強い武将でした。
その韓信は、「九十九回負けても最後の一勝をすれば良い」と言っています。
勝負には勝敗はつきものです。
私たちは、「負けた、もう終わりだ」と思うことがあります。
ニクソンの言葉は、「負けた」と「終わり」がイコールにならないことを教えてくれます。
負けるのは一時のことです。
負けても負けても、あきらめずに夢や目標を持ち続けていいのです。
「決してあきらめない。」
「never give up」
辛い時、大変な時にそっと言葉に出してみましょう。
この言葉が私たちに勇気をくれます。