毎日寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
風邪やインフルエンザなどにかからないよう、うがい&手洗いをこまめにしましょう。
緑茶を飲むのも効果があるようです。
さて、今週は金曜日~日曜日の間で、実用英語技能検定試験つまり「英検」があります。
大学受験をはじめ、入社試験や昇進試験等英語の能力を問われる機会が多くなっています。
ぜひ、英検やTOEIC、TOEFLなど英語に係る資格を取得しておきましょう。
ポイント① 入り口は英検から始める。
まずは、手始めに英検を受験しましょう。
2級合格がTOEICまたはTOEFLへの切り替え時です。
2級合格までは英検で、そこからTOEICまたはTOEFLへとレベルアップをしていきましょう。
ポイント② 英検を持っていると受験に有利である。
各級と基準は下のようになっています。
5級 中学初級程度(小学校高学年から中学1年生)
4級 中学中級程度(中学2年生)
3級 中学卒業程度(中学3年生)
準2級 高校中級程度(高校1~2年生)
2級 高校卒業程度(高校3年生)←ここまでとっておく。
準1級 大学中級程度
1級 大学上級程度
よく、「英検準2級以上を持っている生徒には加点する」等と高校入試の内申欄にありますが、
英検を持っていることは受験をする上で有利です。
ポイント③ いつ何級をとるかが重要である。
それでは、入試を有利にするためには、どのように英検の級を取ればよいでしょうか。
それは、上記の基準よりも前倒してその級を取ればよいのです。
例えば、中学1~2年の時に4級が取れていれば有利でしょう。
そして、中学2~3年の時に3級と準2級が取れればベターです。
今、英検合格者の低年齢化が進んでいます。
小学6年生で3級、中学生のうちに準2級以上をとれる子供たちがトップグループです。
実は国語塾にも中学生で2級の1次合格者がいるんです。
それまでの2級合格者は、熊女熊高レベルの生徒が、
高1の1月の試験で2級に合格するのが一番早かったのです。
ポイント④ 県立高校の英語は70%以上とれる。
英検3級に合格していると、県立高校入試レベルの問題は、70%以上得点できるものです。
中学や高校の定期試験の問題は、一度授業で読んだりしている話題なので、
試験の時までにそれを覚えているかどうかの問題です。
ところが、模試や入試の英語は初めて見る英文を読んで解くわけですから、
定期試験の勉強と同じようにしていてはうまく行きません。
つまり、英検の勉強をしておくことは、模試や入試レベルの勉強をしていることになるのです。
ポイント⑤ 受かるまで何回でも受けること。
英検は、受験とは違って1回で受かる必要がありません。
もちろん1度で受かればそれが一番いいのでしょうが、落ちてしまっても何回も受けられる試験なのです。
受かるまでコツコツと努力し続ける姿こそ、本当は身につけてもらいたい姿勢です。
その結果、英語を継続して勉強ができるようになります。
語学はちょっとでもやらない日があると、すぐに忘れてしまいます。
いかがでしたでしょうか、
英検は、書くこと、聞くこと、話すことの3つの技能を総合的に判断する試験です。
非常にバランスが良く、何と言っても日本国中の基準となっていますので、
自分の実力がはっきりとわかります。
次回は6月にありますので、今からコツコツと目標級を決めて英検合格を目指しましょう。