みなさん、こんにちは。
今日の読売新聞で、センター試験で行われた不正の話が出ていました。
商業系の生徒が受ける数学の選択科目に簿記があります。
その試験で電卓を使ったというのが「不正」と判断されたのです。
何と6人もいたそうです。
ここでふと疑問に思ったことがあるのですが、
「ひょっとして、電卓を使用してはいけないということを、
この6人は知らなかったのではないか」
ということです。
もちろん、センター試験の案内を見れば書いてはあるのでしょうが。
さらに疑問は深まります。
「試験監督が試験開始前に、電卓の存在になぜ気づかなかったのか」
ということです。
いづれにしろ、この6人はそれ以降の教科も受験できないわけですから、
大きく人生の進路が狂ってしまったことでしょう。
受験に限らず、「知らなかった」が大きな損失になることはよくあることです。
さて、今回は埼玉県高校受験の注意点です。
ポイント① 1/22の私立入試は自信を持って受ける。
「確約」をいただいているのであれば、99%以上合格の可能性があります。
当日まで、健康に留意して、自信を持って試験に臨むようにしましょう。
試験日の数日前までには、当日の持ち物のチェックをしっかりとしてください。
私立学校によっては、上履きがいるとか、
数学の作図用具(コンパス等)が必要なのかなどを確認してください。
ポイント② 公立高校は、志望校をまだ変更しない。
志願先の変更が1回に限って可能です。
今年度は、2月23日(木曜日)と24日(金曜日)の2日間で行なわれます。
つまり、ギリギリのタイミングまで、現在の志望校を目指して学力を蓄えましょう。
早い時期に一度志望校のランクを落としてしまいますと、
子供たちはモチベーションが急激に下がってしまいます。
そして、1つランク落とせば合格できるのに、
2~3ランクも落とした高校を志望校として受験する子どももいます。
私たちは、今までの内申もそうですが、1月の北辰テストの結果と
9月からの北辰テストの伸びとを比較しながら志望校の妥当性を判断していきます。
ポイント③ 中学校の締切日を把握する。
例えば、高校側の締切日と、各中学の締切日が違うことがあります。
これは、各中学ごとに取りまとめて高校に提出するためです。
つまり、各中学校の締切日が実際の締切日となるのです。
お子さんからよく情報を聞き取ってください。
もし、不安があるのであれば、担任の先生に直接聞いて下さい。
いかがでしたでしたでしょうか。
保護者の方に今、知っておいていただきたいことを簡単にまとめてみました。
今現在の倍率が発表されたり、最後の北辰テストの成績が返されたりと様々な「情報」が出てきます。
もちろん、根も葉もない「噂」のようなものも、この時期は多いのです。
大切なことは、「正しい情報」を選んで、保護者の方が動揺しないことです。
お子さんは、保護者の方の顔色をうかがったいます。
まわりの大人がお子さんたちを安心させてあげることが、
この時期、一番大切なことかもしれません。