今日は梅雨らしい天気になりました。
昨日までの厚さがどこへやら、
とても涼しく過ごしやすくなりました。
さて、中間テストの返却が済み、個人成績表も戻ってきた学校がほとんどです。
そこで塾では、
中間テストで「こんな勉強の仕方をしたらうまくいった」ということを書いてください。
というアンケートをとりました。
塾生A「日ごろから、繰り返した。ゲームの時間も減らして勉強した。」
塾生B「古典の助動詞を覚えて自力で訳ができるようにした。」
塾生C「ワークを10回以上やった。」
塾生D「時間を決めてやった」
このような感じで、色々と「成功体験」が出てきました。
ところが、思いもかけない問題が出てきたのです。
塾生E「ないです。」
私「ないってどういうことなの?」
塾生E「成功したことがないんです。
今回のテストもうまくいったとは思わないんです。」
私「そんなことないよ。いい点数が取れているじゃない。」
塾生E「そうですか?」
私「これだけの点数が取れるのは、あなたの努力が実を結んだからだよ。
これは、すごいことなんだよ。」
塾生E(首をかしげる。)
子供たちが、成功体験がないと感じてしまうことは、一体どうしたことなのでしょうか?
反省点ならば、子供たちは山のように話し出すのです。
「ここが出来なかったから、次はこうしたい。」
「もっと点数が取れるように、一日〇時間勉強する。」
などなど、このような「反省」は本当にたくさん出てきます。
これは、かなりまずいことです。
「人間は長所によってのみ勝負できる」のです。
反省よりも、うまくいったことをたくさん覚えておいてもらいたいのです。
私たち国語塾のスタッフは全員、ほめ上手です。
子供たちにたくさんの成功体験をしてもらいたいのです。
そこから「自信」が生まれてくるのです。
ぜひ、ご家庭度もどんな小さなことでも結構ですので、
お子さんの良いところを見つけてあげてください。
そして、重要なことは、
言葉に出してほめてあげることです。