2023年が始まりましたね。

お子さんは、3学期に向けて学習をスタートされていますか?

今日は『目標設定の一工夫』についてお伝えしていきます。

『大切な2割だけを決める目標設定』

もうこのタイトルが結論です!

お子さんへの目標設定方法の提案です。

「計画的偶発性理論」では、個人のキャリアの8割は

予期せぬ出来事によって決定されると言われています。

私の感覚では50%〜90%くらいが

予期せぬ出来事なんじゃないかな、

と思います。

つまり、

この”予期せぬ出来事”をどう捉えて、

どのように振る舞うかこそが、

”本当に成し遂げたい大切な目標”に対して

大きな影響を与えます。

これは目標を持たずに、

とりあえず目の前のことをこなしましょう、

と言っている訳ではありませんよ。

方向性やこれは成し遂げたい!

このような目標設定は本当に大切です。

そして、

年初に目標を立てて、ほったらかして、

年末にその目標を確認するよりも、

毎日その目標を確認し、

その目標達成に大切なことを

確認する方が、何倍もの達成感と

確率をもたらすと感じます。

しかし、目標や計画が細かすぎてしまうと、

予期せぬ出来事への対応や柔軟性に

欠けてしまうんですね。

むしろ、今のこの状況はコントロールできない、

さまざまな要素によって、お子さんの勉強やプライベートに

影響を与えるでしょう。

つまり、予測しづらい今こそ、この考え方が役立ちます。

そこで提案したいのが、

『川下り型=流れを意識した

目標設定と実行』です

川下り型=流れを意識した目標設定と実行 とは

今回のタイトルにも記した目標設定のススメになります。

そもそも、目標設定は大きく分けると、

”山登り型目標設定”と”川下り型目標設定”

があります。

ゴールを定めて、ゴールから逆算して、

半年後、3ヶ月後、1ヶ月後、1週間後、

そして今日の目標を定める。

今回は、あえて後者の目標設定を

あなたにオススメしていきます。

川下り型は、一言で解説するなら、

”流れを大切にする”ということ。

例えば、定期テスト2週間目で、

あなたが「今日からは一生懸命に勉強すぞ」と、

目標を持っていたとしても、

コロナで学校が休みになってしまったり、

風邪をひいて寝込んでしまったらば、

それは叶わなくなります。

テストの目標の点数を設定していたとしても、

そもそもテストが受けられなければ、

その目標達成は困難を極めます。

でも、そのような状況であるなら、

その様な状況でもできることを、

一つでもいいから一生懸命に取り組む、

例えば、

英語のリスニングを何回も何回も繰り返して聞いてみる。

そうすれば、今までテストで点数が取れなかった

リスニングの問題が

全問正解になるかもしれません。

また、

漢字を普段よりも丁寧に書いてみる。

それによって、他の教科の解答も見やすくなり、

間違いが減って点数がとれるようになった。

このように、体調やコロナの状況に応じて、

柔軟に取り組むことや重点目標を工夫し、

変化させていくんです。

2023年もやりがいある目標ともにがんばりましょう

そして必達の目標を、

受験生であれば志望校に絶対合格すること、

英検の目標級に合格すること

定期テストの合計点○○○点をとること等々

柔軟性を持って、必達の目標は

クリアーした上で、

バッファー(余裕、緩衝材)を持った

取り組みを

意識することが大切です。

そんな”川下り型”の視点を取り入れて、

今年の目標を立ててみてください!