8月に入って北関東に台風が次々にやってきました。

来週にはまた台風12号がやってくるようです。

ところで、台風にはニックネーム(アダ名)がついているのをご存知でしょうか?

台風12号には、「ナムセーウン」という名前がついています。

どうやらラオスにある川の名前らしいのですが、日本だけは名前をつけずに単に○号という呼び方をしています。

国語塾では、台風12号級の大きな嵐、大学受験の初戦である「指定校判定会議」が近づいています。

指定校推薦入試とは、1年の学年末、2年の学年末、3年の1学期の3つの期間の成績の評点を平均した数値で合否が決まる大学入試です。つまり一番早く終わる入試、9月中には志望校合格が決まってしまうのです。

評定平均が4.3(満点は5.0です)以上がAランク、3.5~4.2がBランクです。Aランクに入っていれば、ほぼ確実に指定校推薦を受けられます。もちろん、学年で1番成績が良い生徒から、指定校がある大学を選ぶ権利があるのです。

問題は自分の成績ではどの大学の指定校推薦を受けられるかです。

高校によって、指定校推薦枠がある大学とない大学があります。例えば、A高校には明治大学の指定校推薦枠があるが、B高校には無いといった具合です。そして各大学・学部の定員は1~2名と「狭き門」なのです。

指定校推薦を希望する受験生は、自分の希望する大学への希望者が何人いて、その中には自分よりも成績が上位の生徒がいるのかいないのか?といったことが今、最も関心を持っていることです。

指定校推薦を希望者する高校生たちは、友人関係や部活の人間関係を最大限に利用して情報を集めているところです。

自分よりも成績の良い友人が、自分が希望する大学の指定校を狙っているとわかれば、志望校を変更しなくてはなりません。

ただ問題は、本当にその友人がそこを希望するかどうかはわからないことです。まさに情報戦・神経戦なのです。

9月の3~4週には高校の指定校判定会議があるわけですので、それまでに志望校を決めなくてはいけません。

まさに、水面下の戦いが静かに始まっています。

国語塾では、このような戦いに勝てるよう、本人と保護者の方と連携を密にして、高校の動きにすぐに対応できるようアドバイスを逐次させていただいております。

この1~2週間が勝負の時です。ここで人生が大きく変わる可能性が一番高いのです。

私たち国語塾のスタッフは自分のことと捉えて、最後まで受験生本人と保護者の方とに寄り添っていきます。