毎日凍えるような寒い日が続きます。

「まだ1月、2月はもっと寒くなるんだようなあ」

と思ってしまうと憂鬱な気分になってしまします。

でも、もう少し先、桜の咲く3月のことを想像すると

気分が晴れやかになってくるのではないでしょうか。

「気はもちよう」ですね。

言葉は「言霊」を宿すと古来より言われ続けています。
温かい言葉をかけられれば心が喜びます。
厳しい言葉を投げらつけられれば心はしぼんでしまします。

温かい言葉や励ましの言葉、そして共感できる言葉などは、
わたしたちの人生に大きな力を与えてくれるのです。

さて、今日の言葉は、

種を巻き、

木を育てることをせず、

実を採ることしか知らない者は、

成功への道を

歩むことはできない。

エルヴィン・フォン・ベルツ

1849年1月13日 – 1913年8月31日は、ドイツ帝国の医師で、明治時代に日本に招かれたお雇い外国人のひとり。

27年にわたって医学を教え、医学界の発展に尽くした。滞日は29年に及ぶ。

日本通で、草津温泉を再発見して世界に知らしめたことは有名な話である。

 

何でも手っ取り早くできた方がいい、効率が最優先であるなどと

成果だけを、それも早く出すことを要求されることが多いように思われます。

そんなわたしたち現在人の姿勢に、この言葉は警鐘を鳴らすものではないでしょうか。

種を巻かなければ芽は出ません。

芽が出たからといって、放っておいたならば木は育たず、実を収穫することも出来ません。

当たり前のことですが、この過程が実に苦しいものですし、時間もかかるものなのです。

この当たり前のことを、しっかりと肝に銘じなければならいのです。

簡単に手に入れたものは、いとも簡単に失われてしまうのです。

過程が正しければ、結果は自ずとついてくるものです。

興味のもとになるものがあれば、それを掘り下げて調べてみましょう。

人に聞いたものは、すぐに忘れてしまいます。

「なんでだろう?」と疑問に思う気持ちを大切に育み、

「こうすれば、どうなるんだろう」という仮定力を磨きます。

そして、それらをコツコツと積み上げていく時に、ある時「ひらめき」があるのだと思います。