今日も、暑い一日でしたが、
体調は大丈夫でしょうか?
このように時期には、身体も精神も弱っています。
無理をしないようにしてください。
私は「どら焼き」が好きで、そのパワーで一日を乗り切りました。
さて、本日のテーマは「進路指導」についてです。
塾生「もうすぐ期末テストだけれど、
学校の勉強と、受験勉強と、どちらを優先すればいいのか
わからなくなってきた。」
私「君の場合は、期末テストまでは学校の勉強が最優先でしょ。」
塾生「それはわかっているんだけれども、
焦ってしまって手につかないんだよ。」
私「その原因は何?」
塾生「同級生たちは、一般試験の勉強をしているし、
自分は部活の引退が遅いし。」
私「なるほどね。」
塾生「時間がないんだよ。」
私「そうだよね。」
塾生「期末の勉強をしなきゃいけないし、
部活の練習もあるし、焦るんだよ。」
私「それじゃ、期末で点数をとらなければならない英語をやろうか。」
「このやり取りのどこが進路指導なのか?」
という声が聞こえてきそうです。
でも、受験生たちの心の中は不安や焦りでいっぱいなのです。
それを、しっかりと聞くことで、思いを受け止めてあげることが、
今の時期に重要なことだと思います。
心の中でぐちゃぐちゃになってしまっていることを、
自分の言葉で口に出してみる。
そうすると、気持ちの落としどころが見えてくるのです。
「こうしなさい。」
「この道しかないはずだよ。」
そのようなことを言っても、すんなりと心には入っていきません。
もちろん、私たちは、その生徒の成績やポテンシャル、
そして何より「こうなりたい」といった情報を少しでも多く収集します。
そして、いくつかの「案」を用意しています。
でも、それらを今見せる時ではない受験生もいるのです。
まわりの大人が焦って、手の内を全部見せてはいけません。
子供たちが必要としているときに、
必要なアドバイスをすることが、
モチベーションのアップにつながります。