あと4日で今年が終わります。

そして、あと18日でセンター試験です。
また、あと14日で付属東中学の中学入試です。
それから、あと22日で私立高校の入試日です。
ついに、あと65日で公立高校入試になります。

時間が過ぎるのは、早いものです。

私にとっては、その感がひとしおです。

その理由は、何年か前には小金澤先生、中村翔先生は私の教え子だったのです。

歳をとるわけですね。

さて、今回は受験までに残された日数と、

今何をすればよいのかを考えてみたいと思います。

お子さんのまわりには、たくさんの受験生がいて、皆ライバルです。

「隣の芝生が青く見える」こともあるでしょう。

実は、受験生全員にとって、共通した持ち物があるのです。

合格ラインにいる生徒も、ボーダーラインにいる生徒も、全員が等しく持っているものです。

それが、受験日までの時間なのです。

一番最初に書きました「残り時間」は受験生全員に共通のものです。
問題は、その残り時間をどのように使うかといった「上手な時間の使い方」です。

ポイント① 睡眠時間を6~7時間をとり、朝型の生活習慣をつける。

一日24時間から、絶対に必要な睡眠時間を引き算します。

24時間-6~7時間=18~17時間

そして、試験が始まるのが9時ころですので、3時間前には起きるようにします。

6時に起きて、24~23時に寝る生活リズムができるわけです。

ここから、三食食べてお風呂に入ってリラックスする時間として、4時間引き算をします。

18~17時間ー4時間=14~13時間

この時間が受験勉強に当てられる時間です。

学校が始まると、もっと減ってしまいます。

勝負は、学校が始まるまでの残り14日間なのです。

ポイント② 英語、数学、国語は毎日必ず勉強する。

英語は語学ですので、1日で触れない日があるとすぐに忘れてしまいます。

また、数学は公式や考え方など毎日触れることで、正確さと速さが向上していきます。

そして、国語ですが、「日本語だから大丈夫」と学習をしない生徒が多いので、

しっかり問題を解き込むことで、「何を聞かれているのか」を読み取る力がついてきます。

この主要3教科は毎日学習をします。

例えば、英語4時間、数学3時間、国語2時間といった具合です。

つまり、3教科同じ時間をやる必要はないのです。

得意な教科に時間をかけるという生徒もいますし、

苦手な教科を平均点にするために時間をかける生徒もいるわけです。

ただし、3教科は毎日学習するということが大切です。

これだけ時間をかけても、

14~13時間ー9時間=5~4時間あまります。

それだけ、冬休み期間は時間があるのです。

重要なのは、どのように使うのかをしっかりと計画を立てて、

実践することなのです。

ポイント③ 「あまり時間」は調整のための時間にする。

「計画通りに進まなかった」とはよく聞く話です。

計画倒れにならないためには、この「あまりの時間」に予定を入れないことなんです。

体調が悪い時もあるでしょうし、またちょっと遊んでしまったときもあるでしょう。

それに、年末年始は何かと行事も多かったりします。

そのように、「できなかった学習計画」をあまりの時間で補うようにするのです。

キツめの計画を立ててしまうと、うまく行かなかった時に、その時点で計画は崩壊してしまいます。

人間ですから、早々計画道理に行かないことのほうが多いのです。

ですから、それを見越して計画をたてるようにすると、

結果としてうまく行きます。

私も、毎日ブログを書こうと思って入るのですが、

ご覧のように「計画通り」には行っていません。

でも、目的は「続けること」ですから、また書き続ければいいわけです。

まあ、そんな言い訳をしながら、自分を励ましながらブログを書いている私です。