街はすっかりクリスマスカラーに染まっていました。

気づけば、今日は12月24日、世間ではクリスマスイヴです。

さて、国語塾ではクリスマスを横目に冬期講習が始まりました。

年内は12月30日(金曜日)まで、

年明けは1月4日(水曜日)から7日(土曜日)までの日程になっています。

もっとも、塾長の私が担当する授業は31日の大晦日もあるのです。

さて、保護者のみなさんにお願いがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お願い① 通知表を冬期講習初回の授業に、お子さんに持っていくようご指導ください。

これはとても重要な事なのです。

お子さんの成績がどのように評価されてるのかを、

私達、国語塾の全スタッフがとても興味を持っております。

その理由は、お子さんの成績を上げるためには、

関わっている全員が成績を知らなくてはならないからです。

お願い② 成績が上がっていればもちろんですが、

そうじゃなくても、ほめるところを見つけてください。

「上がっている教科もあれば、下がってしまった教科もあるね」

なんて言わないでくださいね。

ここは上がっている教科にだけ、注目してあげてください。

それから、今学期は無遅刻、無欠席、無早退の「皆勤賞」ではありませんでしたか?

実はこの「皆勤賞」は公立・私立学校では評価されています。

高等学校や大学が一番恐れていることは、「退学や休学」です。

せっかく入学してくれても、退学や休学したりする生徒が出てくると困るのです。

つまり、中学生や高校生の時に皆勤賞かそれに近ければ、

「この子は高校・大学に入ってもきちんと3年・4年間通ってくれる」という保証になるのです。

特に、大学入試の推薦試験であるAO入試や公募推薦では3年くらい前から、

「皆勤賞」が高く評価され始めています。

ついでに、一番ダメなものは何だと思いますか?

欠席、遅刻、早退の中から選んでみてください。

答えは「遅刻」です。

その理由は、遅刻には理由がつけられないからです。

つまり、生活態度がだらしない生徒や家庭といったイメージを与えてしまうのです。

学校にもよりますが、1学期のうちに3回程度の遅刻があると、

校長先生が職印を押して推薦する「学校長推薦」が通らないことがあります。

かつて、私の教え子でも、評定平均は4.3あったのですが、

遅刻が3年の1学期に3回以上あったので、某有名大学への指定校推薦枠が取れなかったことがありました。

人生の進路がこんなところで狂ってしまうんです。

ぜひご家庭でも注意してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

お願い③ ほめるところを見つけたらば、思いっ切りほめてあげてください。

実はこれが一番難しいのかもしれません。

「自分の子供をほめるなんて恥ずかしくてできない」なんて話をよく聞きます。

でも、ちょっと考えてみてください。

家庭を一歩出ると、いかにほめられることが少ないかを。

わたしたちの心はとても敏感にできています。

怒られたり、けなされたり、心にもないようなことを言われたりすると、

たちまち元気がなくなってしまいます。

逆に、ほめられたり、感謝されたりすると、とても気分がよく元気になれるものです。

この「元気」が子どもたちの成長には絶対に欠かせないものだと思います。

そして、「元気」の火種を欠かせないようにしてあげることができるのは、

保護者のみなさんしかいないのです。

私は人をほめるのが大好きです。

それによってその人が元気になってくれるのであれば、

こんなに嬉しいことはありません。

この寒い冬に、保護者のみなさんのほめ言葉でお子さんの気持ちを温かくしましょう。