明日、12月22日(木曜日)で2学期が終了します。
何かと学校行事が多い時期でしたが、
お子さんの学習内容はいかがでしたでしょうか?
3学期に向けて、この冬休みにやっておきたいことがあります。
それは、国語の音読と意味調べ&短文作りです。
小学生だけじゃないんです。
中学生も高校生も、これをやり続けるだけで読解力が身につきます。
国語の力は、その他の教科の基礎力になります。
例えば、算数や数学では、問題文が読めないまたは、
自分勝手に読みかえてしまう子供たちがとても多いのです。
問題文を読む力がなければ、正解にはたどり着けません。
それでは、国語の力=読解力を着ける方法をご紹介しましょう。
とても簡単なことで、ご家庭で今からすぐに始めれれるものです。
まずは、教科書を音読すること。
そして、意味が分からない語句を辞書で調べること。
さらに、それを使って短文をつくってみること。
たったこの3つを一日15~30分するだけで、
確実に読解力はついてきます。
ただし一つだけ条件があるのです。
それが、毎日続けることなのです。
現在、国語塾に通っていらっしゃる小学生のお子さんとそのお母さんが、
6月くらいからこの音読を始められました。
お母さんが食事の用意をする傍らで、お子さんが音読をしているそうです。
そして、変な読み方をしてところがあると、
お母さんが「○✕△はどういう意味だっけ?」とすかさず聞きます。
子ども「うーん、・・・・?」
お母さん「じゃあ、辞書を引いて意味を調べてお母さんに教えてね。」
子ども「△○✕という意味なんだって、お母さん知ってた?」
お母さん「そうなんだ、じゃあ○✕△を使って短い文を作ってみて。」
といった感じでやっておられるとのことでした。
これを1冊のノートに番号を振ってためていくと、
ゲーム感覚で読解力がついてくるのです。
先日、このお母さんから、
「これをやってから、返ってくるテストの点数が90点以上になりました。」
という嬉しい報告をいただきました。
「うちの子は、国語ができると自信を持っているようなんです。」
6月に入塾された時には、
「国語の力がなくて、テストで60点以上とったことがないんです。」とか、
「国語が一番苦手で、家では漢字の練習しかしないで困っているんです。」
などとお母さんは暗い表情で話してくれました。
ところが、先日はものすごく嬉しそうに話してくれました。
お子さんや保護者の方がこのように喜んでくれるのを見た時に、
「この仕事を選んでよかったなあ」と私はしみじみと思うのです。