今日は真夏日となりましたが、皆様は脱水症状になったりしていませんか?
私は、夏になるとポカリスエットが「親友」になります。
さて、期末テストが終盤にさしかかり、中等部では上里中学が今日で終わり全中学で終了しました。
また、高等部では本庄高校、熊谷西高校、深谷第一高校、本庄第一高校などが残っています。
そして、帰ってきます。期末テストが。
今日もある中学生が嬉しそうにやってきて、「先生、あがったよ」と満面の笑みを浮かべて解答用紙を渡してくれました。
普段は口数も少なく、表情もあまり面には出さない子でした。
受け取る私たちスタッフも、その子に負けず劣らずの笑顔になってしまいます。
「スゴいね。中間テストは67点だったから30点もあがったんだね。本当によく頑張ったものね。先生も自分のことのように嬉しいよ。おめでとう。そしてありがとう。」
あらん限りの言葉とゼスチャーでほめまくります。
さて、「スゴいね。よくがんばったね。でもまだ3点取れたよね。次は頑張ろうね。」と大人たちが言ってしまったらばこの子はどう思うでしょうか?
「よし、次は100点目指して頑張るぞ!」となるでしょうか?
がっかりしちゃいますよね。
子どもたちは、ほめてもらいたくて解答用紙を持ってきてくれるのです。
私たちまわりの大人は、その期待を上回るほめ方をしてあげたいものです。
それによって、子どもたちは「私がいい点を取るとみんなが喜んでくれるんだ。」という嬉しい気持ちから、
「私は努力ができるし、勉強もできるんだ。」という自信につながります。
私たちスタッフは、子どもたちをほめることで「あなたはまわりの人を喜ばせ、努力ができる人間なんだよ。」というメッセージを送り続けています。