前の回では、英語を例に上げてノートの作り方を説明しました。
今回は、
なぜ「自作のノート」で定期テストで点なぜ数があがるのか
を考えていきたいと思います。
定期テストでは出題範囲が決まっています。
そして、先生によっては「ここが出るぞ」とおっしゃっていたりします。
つまり「何が出るかはわかっている」テストなのです。
またまた、英語を例にあげてみていきましょう。
教科書の本文は必ず出題されます。それも大部分(70%以上)は本文からです。
となれば、本文を覚えるのが一番の近道ですよね。
問題は、何をどのようにすると「覚えられるのか」ということです。
まず第一に、「あらすじ」です。
和訳をする、または写すことで、どんな話が書かれているのかがわかります。
あたり前のことなのですが、「何が書いてあるかわからないよ」とか、
「日本語で書いてあっても、何の話か理解できない」などと中学生や高校生から質問をよく受けるのです。
(※これは、古典や漢文にも言えることなんです。)
和訳も、正確にする、または写す(主語と動詞を対応させる方法)ことで「あらすじが」頭に入ってきます。
次に、英文を写す(つまり書く)ことで、文章の「区切り」がわかるようになってきます。
少し長い文は、区切ることでとても覚えやすくなるのです。
最初は間違っていても、私たち講師が授業中に修正しますし、
間違いながらだんだんと「区切る勘」のようなものができてきます。
このように区切ることができるようになると、北辰テストや模試にも応用がききます。
最後に、声に出して、区切りを意識して読みます。
自分の声を自分の耳で聞くことで、印象に残り覚えやすくなるのです。
音読の効果は絶大です。
また、自分で作ったものには「愛着」がわくものです。
コピーを3~10部とり、自分のペースで「繰り返し学習」をすると、
70点以上は取れるようになってきます。
ポイント ①書いて手に覚えさせる。 ②繰り返し学習する。 ③声に出して自分の耳で聞く。
ぜひ、ご家庭でも試してみてください。
国語塾では、生徒のみなさんと保護者の方に役立つ情報を発信していきます。