ポイント①「見せてくれてありがとう。」と答案を持って返ってきたことをほめましょう。
全部の教科の答案を持ち帰って見せてくれるようにすることがスタートです。
「当たり前じゃないか」と思われるかもしれませんが、現実そうではない子供たちが増えてきました。
とくに悪い点数をとってしまうと、「親に叱られるから出さない」、「学校の机の中に置いてきてしまった」、
そして最悪の場合は「捨ててしまった」ということになってしまいます。
これでは次のテストに向かって手が打てません。
それではどうすれば持ち帰って見せてくれるようになるのでしょうか?
とってしまった点数に対して叱るのではなく、
持って帰って見せてくれたという行為をほめてあげることが重要なんです。
ポイント② 答案用紙の内容に関心を示しましょう。
どうしても点数に目が行ってしまいがちですが、ちょっと待ってください。
「全部答えを埋めてあるじゃない、努力したんだね。」
「あなたは字が丁寧で本当に読みやすいね。」
お子さんの答案の「いいところ」に注目をしましょう。
そして、そのことをできるだけわかり易い言葉で、お子さんに伝えてあげてください。
保護者が点数ではなくて、テストに取り組む姿勢に興味を持っていることを、お子さんに伝えることが大切です。
ポイント③ 次のテストに向けて励ましてあげてください。
「あなたはこんなに努力ができるのだから、次のテストもがんばってね。」
「目標の点数がとれるまで勉強をし続けていこうね、応援しているから。」
お子さんにとって、保護者の方が応援してくれていることが一番の励みになるのです。
学校を始め外の世界に出ると、叱られることはあっても、ほめられることは意外と少ないものなんです。
ぜひ、ご家庭ではお子さんの良いところを見つけて、それをほめてあげる練習をしてください。
保護者に認められていると感じると、ほめてもらいたくていい点数をとろうと頑張れるものです。
国語塾では、生徒の良いところを見つけてそれをほめる指導をしています。