期末テストの解答用紙が返ってきて、今週から「個人成績表」が返され始めてきました。

今回は、この「個人成績表」を使いながら子供たちのやる気を引き出すコツを書いてみたいと思います。

ポイント① 個人成績表に保護者が興味を持っていることを示す。

保護者の方がとって欲しい思っている点数を基準に、

点数が良かった、悪かったということ言ってはいけません。

まずは、ちゃんと「個人成績表」を持ってきたことをほめましょう。

子供たちはどんな小さなことにでも、ほめられることでやる気を起こすのですから。

ポイント② 基準はクラス平均点である。

まずは、クラスの平均点に対してどうであったのかを見ます。

平均点+-5点位の範囲であれば思いっ切りほめてあげましょう。

とくに平均点がなかなかとれない子供たちにとっては、

平均点+-5点位を取れば、保護者はほめてくれるんだとわかります。

子供たちにとっては、保護者の方がほめてくれることで、何よりもやる気を引き起こすのです。

ポイント③ コピーをして保存しておく。

平均点+-5点位の教科には、蛍光ペンや赤ペンで目立つように印をつけておきます。

次に、リビングルームのように家族が集まる場所に張り出しましょう。

そうすると、「じゃあ、学年末テストの目標は、社会を平均点プラス10点にしてみようよ。」

といったように次のテストへの目標が立てやすくなります。

頑張って達成できそうな目標を与えられた時が、子供たちは一番やる気になるものです。