受験生と保護者の方が今、この時期にやっておかなくてはならないことは一体何でしょうか?

それは、一にも二にも体調管理です。

いくら本人が受験勉強を頑張っても、それを100%発揮できなければ不合格になってしまします。

センター試験や埼玉県公立高校入試は原則として、1回しか受験のチャンスがありません。

そのたった1回の受験に全力を尽くせるように、約1ヶ月前の今から準備を怠らないことです。

ポイント① 予防できるものは必ずしておくこと。

埼玉県でも、風邪やインフルエンザが流行る時期です。

必ずインフルエンザの予防接種はしておきましょう。

12月の中旬を過ぎると、埼玉県の病院や医院ではワクチンが品切れになってしまうところがあります。

今、この時期にインフルエンザの予防接種だけはしておきましょう。

ポイント② 早寝早起きの習慣をつける。

体内時計のリズムを夜型から朝型に変えておきましょう。

センター試験や、埼玉県の公立私立中高の受験開始時刻は午前9時前後です。

この時間に合わせて、100%パフォーマンスを発揮できるようにします。

起きてから頭がスッキリとするまで、約3時間かかると言われています。

ということは、午前6時には起きなくてはならないということです。

真冬は朝方がとても冷えますので、今の時期から午前6時には起きる習慣づけをしておきましょう。

ポイント③ 朝食は必ず食べること。

温かい食事を摂ることで、身体が温まり脳に栄養分が行き渡るようになります。

特に寒い時期は身体を温めることが重要です。

体温が高い人のほうが免疫力が高く、風邪やインフルエンザに罹りにくいというデーターもあります。

出典

「平成15年度 小・中学校教育課程実施状況調査」国立教育政策研究所(2003)
(※資料 「平成18年版食育白書」 内閣府)
調査対象
小学校5年生、中学校2年生

ポイント④ 学校や人混みに出かける時にはマスクで予防する。

いくら自分で予防をしていても、他の人からうつされてしまうことがあります。

学校をはじめ、人がたくさん集まる場所に出かける時にはマスクをしましょう。

また、帰ってきたら、うがい手洗いを必ずするようにします。

うがい薬があればそれを使いますが、それがない場合は塩をぬるま湯に溶かして代用するのも効果があります。

手洗いをする時には、親指を意識して洗うようにしてください。

意外と忘れがちなんです。

ポイント⑤ 精神的なバランスを取る

センター試験や埼玉県の私立中高入試まで後1ヶ月という期間で、

効果のあるものだけ時間を学習する。

間違っても新しい参考書や問題集に手を出してはいけません。

今までやってきた参考書や問題集を繰り返し解くようにしていくのがベストです。

基準は3回ですがそれ以上、例えば5回くらい繰り返して解くにすると効果が高くなります。

「こんな解き方はどうだろう」とか

「この前やったときに解けなかった問題が解けた」など

自分に力がついてきたことが実感できます。

このような過程が自信につながってくるものです。

いかがでしたか?

受験に勝つためには、勉強することはもちろんなんですが、

体調管理がとても重要です。

これは、受験生本人はもちろんですが、家族やまわりにいる人の協力なしになできません。

受験は、「一家の受験」と言われます。

個人競技でもあり、団体戦でもあるわけです。

勉強は本人を始め学校や塾に任せて、保護者の方はサポーターになってください。