寒いと思っていたら、雪が降ってきました。

みなさま、おかわりありませんか?

小中学校では、インフルエンザが猛威を奮っています。

今年の流行は、どうやらA型のようです。

国語塾でも、うがいや手指消毒の徹底を指導しております。

どうぞご家庭でも、予防をお願いします。

 

 

 

 

 

 

いよいよ2月に入り、受験に学年末テストに大詰めを迎えようとしています。

中学受験だけはほぼ終わり、

結果やクラス分けの発表を待つだけとなりました。

入学式までの間、たっぷりと宿題が出るところが多いようです。

特に進学校(大学の付属校じゃない中・高)は、入学してからが勝負です。

中高一貫校がほとんどですので、高2までに高3の内容を終わらせてしまうのです。

つまり、1年分スピードが速く、内容も濃いカリキュラムが特徴なのです。

6年後に、レベルの高い私立や国公立大学に入学するのが目的です。

大学受験は、ちょうど今が私立大学の独自入試のピークです。

センター試験とは違って、マークシートと記述問題が併用して出題されるところが多いです。

また、国公立大学の2次試験も始まります。

実は、私立大学は3月入試もある学校が多いのです。

これは、国公立や上位私立大学を不合格になった

「レベルの高い生徒」を採るための試験なのです。

試験教科数は少なくなるのですが、

倍率が10~20倍を超えることもよくあります。

そのような訳で、3月入試は「最後の手段」です。

ここを当てにしてはいけません。

既に、どこかの大学に合格していて、

もう一つ上のランクを狙うのが3月入試の使い方なのです。

そして、埼玉県立高校の入試がいよいよ近づいてきました。

志願先変更が17と18日にあり、20日には最終倍率が発表されます。

毎年、20時過ぎに県教育委員会のホームページにアップされます。

この時点で、自分が受ける高校の倍率が確定するわけです。

もしも、1.0倍を下まわっていても「全員合格だ」と安心しないでください。

基準に満たない成績の生徒は不合格にして、

2次募集で成績の良い生徒を合格させることもありうるのです。

1.3~1.5倍を超えると競争率は高い方でしょう。

その場合、どうしても内申点が高い生徒が有利になることもあるようです。

それでは、内申点が今ひとつ心配なんですという生徒は、

 

 

 

 

 

 

 

 

一体どうすればよいでしょうか?

その答えは、得意な教科を中心に勉強することです。

苦手な教科は、なかなか点数が上がりづらいですし、

そもそも勉強をしようという気ななれません。

ならば、得意教科を集中的に勉強して、1点でも多くとりたいものです。

そして、一番重要なことがあります。

それは、これから学習しても、

点数に結びつきやすい教科や分野を中心に時間を費やすべきなのです。

それが、社会と理科と国語です。

社会は、地理から公民まで全分野で出題されます。

特に、地理は1年で学習した内容なので覚えていない生徒が多いのです。

日本地理は雨温図がポイントになることでしょう。

また、複合問題として、グラフを複数使って解く問題をしっかりと学習しておきましょう。

そして、社会が好きな生徒でも苦手分野が「公民」です。

その大きな理由は、言葉が難しく、類義語では正解にならないのです。

単語として暗記するのではなく、

その意味も理解した上で文章の中で覚えていきましょう。

理科は、年度によって出題分野が違ってきます。

第1分野の計算を中心とした問題は、得手不得手がはっきりしています。

数学が好きな生徒は、得意な傾向にあります。

「理科はあんまり得意じゃない」という受験生も諦めないでください。

第2分野(覚えるものが中心)を繰り返しノートに書いて覚えることが有効です。

特に、図があるものは、図を写しながら名称を覚えていきましょう。

国語は、作文や意見文が出題されます。

この配点は、16点と5教科の中でも最大です。

丁寧な字で、採点する高校の先生に読みやすい字で書くことが最も重要です。

もちろん、英語と数学はやらなくていいというわけじゃありません。

あくまでも、社会、理科、国語への時間配分を重くすることなのです。

この時期、あえてバランスを崩すことで、

点数に結びつきやすい教科を伸ばすことが重要です。