日本海側や山陰では、雪がものすごく積もっているようです。

そんな中、嬉しい知らせが舞い込んできました。

それは、高校2年生の2名の生徒が、

英検2級の1次試験に合格したことです。

本人たちは、嬉しいという感情よりも、

信じられないとう驚きの気持ちのほうが先立っていました。

英検2級合格は、高3卒業程度という基準があります。

高2で合格したことは、ものすごく価値が高いのです。

さて、本人が信じられないほどの英語力が身についたのはなぜでしょうか?

ポイント 語法を最優先に整理して覚える。

英検準2級以上になると、語法(動詞の使い方)を

しっかりと勉強していることが合格につながります。

例えば、次のような問題があります。

I want ( ) you again.

「私はあなたにまた会いたい。」という文章です。

( )に入るものを下から選んでみましょう。

①see ②seeing ③to see

正解はどれでしょうか?

ちょっと悩んでしまいますね。

どれを入れてもいいような気がしてきます。

正解は③です。

それでは、その理由を説明していきます。

まず注目するのは、「want」という動詞です。

この動詞の使い方は、

①I want to see you again.

②I want you to study English.

と主に2通りあるのです。

①は、wantのあとにto do(不定詞)をもってくる使い方です。

和訳をすると「~したい」になります。

②は、want 人 to do(不定詞)をもってくる使い方です。

和訳をすると「人に~してもらいたい」となります。

つまり、「want」という動詞は、この2通りの使い方を

整理して覚えておくことが重要なのです。

英語は動詞を中心に作られています。

動詞の使い方を一番最初に覚えていきましょう。

その次は形容詞、そして副詞といった順番で、名詞は最後になります。

教科書でも、動詞が出てきたらば、必ず辞書を引きましょう。

そして、重要なことは、

和訳するために意味を調べるのではなく、

動詞の使い方を調べることです。

センター試験レベルでは、1,000~1,800語程度は必要とされています。

ちなみな、2級を合格している生徒は、

センター試験でも140~点を取れるくらいの実力がついているのです。

いかがでしたでしょうか。

英検は、3級までと準2級以上とは、学習するポイントに違いがあります。

将来的に準2級以上を受験するわけですので、早い時期から語法(動詞の使い方)を

しっかりと整理しておくことをおすすめします。