二、三日前にとある私立中学の先生方が、私を訪ねてまいりました。
私「今日は、どんなご用件でしょうか?」
(ウチから送り出した生徒が何かやらかしてしまったのでは??)
先生「実は、来年度の入試が少し変わるもので、そのご説明に伺いました。」
私「あっ、そうなんですか。」
(内心ホッとしました。)
先生「こちらをご覧ください。」
「総合1と2という教科を新たに設けました。」
私「これを小学6年生に解かせるわけですね。」
(これは大変なことになった!!)
先生「塾の方でもご指導をよろしくお願いします。」
正直、とうとう来るべきものが来たと思いました。
ちょっと考えてみてください。
この問題を解ける子供が6年間(中高一貫教育)で鍛えられて、
6年後には公立高校を出た子供たちと同じ土俵で
大学入試を戦うことを。
昨年度(現在の高校1年生)より埼玉県の公立高校の入試問題が変わりました。
ポイントは2つです。
ポイント1、英語と数学に学校別の選択問題が導入されて事。
ポイント2、理科と社会の試験時間が40から50分になった。
問題は英語と数学の学校別選択問題です。
熊谷西、熊谷女子、熊谷高校ではより難しい問題が使われました。
つまり、3年後にはそれ以下の高校と明確な差ができるわけです。
そして、今の中3生から変わる大学入試の制度です。
この私立中学も、大学入試の変革に対応するために、
「総合1と2」を入試科目に入れたわけです。
知らなければいけないこと(知識)と
それをどう組み立てていくのか(理論)が課題です。
みなさん、他人事だと思っていませんか?
実は公立の中学でも、この中間テストから
新たな動きがあったのです。
そな話は、また改めて書くことにします。